異常気象だ、この暑さ!

〜6月の最高気温 東京で新記録〜

6月になってから梅雨なのに雨が降らなく、東京ではこの5日間異常なほどの暑さが続いています。今日6月の最高気温36.2℃(1963年の35.7℃を42年ぶりに更新)しかも、神奈川県海老名市では、6月なのに37.5℃と異常な暑さが記録されました。西日本では、水不足なのに対して、新潟では大雨で避難勧告が出ているところもあります。

このところ、観測史上最高の気温を記録、といった話題はしょっちゅう聞く一方、観測史上最低の気温なんて聞いたことがありません。環境問題が相当深刻になってきてるんじゃないんですかね、この急速なペースで気温が上がり続ければ、10年後の8月には40℃台が当たり前。梅雨はなくなり、5月から真夏日の連続。11月まで夏が続き、冬には東北以南で雪が降らなくなりそうです。雪が降らなければ水も不足しますから、もう人間なんて生きてられなくなりますね・・・

〜日本の気象衛星“復活”ひまわり6号を正式運用開始〜

気象庁は、2月に打ち上げられた運輸多目的衛星ひまわり6号を使った気象観測の正式運用を28日正午から開始しました。
 日本の気象衛星は1999年、ひまわり5号の後継機の打ち上げに失敗。2003年からは米国の衛星ゴーズ9号を使う綱渡り状態が続いてきた。約2年ぶりに日本の気象衛星を使った観測の復活となります。
 ひまわり6号が撮影した画像は、アジアや西太平洋地域26の国・地域の気象機関などにも配信。撮影間隔は従来より短縮され、台風や集中豪雨時の観測精度の向上が期待されています。
 ひまわり6号の撮影画素数は失敗した5号の約8000万画素に対し、約1億3000万画素に向上し、センサー増強などにより、夜間の霧や下層雲の撮影も可能になるといっています。はたして、天気予報が当たる確率が高くなるのか?